KR8BF式バラン(強制バラン)について。
掲載日2015/07/10
更新日2015/09/27

KR8BF(JR6BF)バランの特徴は世界で誰もやった事が無いフェライト磁石を使用する事である。
このフェライト磁石で世界で誰もやった事が無いバンドパス(ローパス)フィルター等、電源コモンモードフィルター等々を作る為に挑戦中で成功すると信じて居る。
■ 自作の時、出来るだけ太い線をお使い下さい、大電流(30A〜100A)に使えます。
40A  AC/DC 電源ラインフィルタ (コモンモード対策用) の作り方■参考サイト→3D無線クラブの作り方←ココ
電子工作のススメ 組立部品キット、販売所 ←ココ 

★ コモンモードフィルターとは、、、電源ラインや信号ライン(アンテナ等)を通じて伝わる伝導ノイズキャンセラーの事である。
これ等々は、無銭家(無線家)の成せる技である、、、お金に余裕があれば販売されている製品を買うが、【笑】
但し、長年運用は休止していた為に、未だバランの本来の使用目的は知らないし、理解してない。

バラン、バルン(英: balun)
どうも、平衡と不平衡の状態にある電気信号を変換する為のものらしい。
平衡(balanced)と不平衡(unbalanced)
バランの事を、日本語では平衡-不平衡変換器という、らしい。

平衡型アンテナを同軸ケーブルに接続する為に使う変換器具をバランと言う。
と言う事は、300Ωフィダーケーブル(リボンフィダー)使用の場合はバランは必要ないのか、んっ、、、。
と言う事は、フィダーの替りに、屋内配線用の、2本平行線も使えるのか、バランとは関係ないが。

でぇ、バランの作り方等々を見たら、どうも、、、一種の変換トランスのインピーダンス変換器具のようだ。
そこで、
出来るものは、なんでも自作してやれ精神で、、、HF帯であれば、線と鉄(電源トランスのコアーみたいなもの)があれば出来ると考えた。1KW以上送信出来るフェライコア(5mc以上)は手元に無いので、それらしき適当な鉄(電源トランスのコアーみたいなもの)のなにを探したが無い、でぇ、風車の発電機を作る為に集めた、フェライト磁石(108円)が在った、それを利用する事にした。
それで作った、出力1KW以上用のバラン(平衡-不平衡変換器)が上手く行く(出来た)ので、発表することにした。
要は、アンテナのインピーダンスが同軸フィダーの50オームに成れば良いだけである、、、。

例えば、、、簡単なバランは、U字バラン(別名ヘアピン)である、、、これは、約75Ωオームを約50Ωに変換出来るもの。
単に、線(銅線、アムミ線、等々)をU字にするだけの簡単なもの、U字バランはフェライトコアは必要ない。
と言うのも、強制バランは変換トランスの一種だから、トランス式バラン(強制バラン)は出来るだけ使用しない方が良いと私は考えた。
但し、世間では、更なるバランを重ねる事がほとんでである、理由は判らないがなにか訳が在るのであろう、更なるバラン使用は、何方か説明して欲しい更なるバラン使用する事を、、。
 当方はU字バランにも問題が在ると思っている、、、真空管リニアの場合は気がつかないと思うが、近年のトランジスターリニアの場合はなにか問題が発生すると思う。
   つまり、私は、出来るだけバランを使用しないアンテナを目指しているのである【笑】

U字バラン(ヘアピン)を使用し、更に、重ねて、強制バラン使用は必要ない、と私は思う、、、幾ばくかの送信出力の損失に成ると思う、まぁ、損失は無視の範囲内と思うがね。 が、しかし、アンテナの場合出来るだけ接点類(不必要な部品)は減らした方が良い、アンテナの接触不良を減らせる。故に、アンテナの不良(インピーダンスの狂い)が減る。 人間に例えると、不必要な薬服用と同じ論理である。 アンテナメーカーは、たぶん、不必要なバランを付けるであろう、不必要なバランはメーカー側の戦略と理解する。

あくまでも個人的意見として、U字バランはじめバランはアンテナのちよっとした変化に対応出来ず、真空管の無線機では良いが近年のトランジスター無線機では保護回路が働く恐れがある、と、思う。 よってKR8BFアンテナはバランは使用しない給電方法を目指した、勿論、KR8BFアンテナはバランも使用可能である。

 ちなみに、私は出来る限り送信アンテナに、U字バンはじめ強制バラン等々は必要ないと思っている人間である、電波は高周波とは言え、なにか気になる点が在る。 私が、Yタイプ(120角度)のアンテナに惚れているのはその点である←このタイプはバランは必要ない、直接50オームのフィーダーへ繋げて給電出来るのが利点である。私の意見としては、普通のDPアンテナより、利得が在るのでは、と思っている。ハッキリ言える事は、アンテナ自体がDPの逆Vタイプよりも高い位置に在る点は明らかである、Yタイプアンテナは、アンテナはより高くの理念に敵っている居る。逆Vよりもエレメントを3m〜5m程度上側に出来る点が有利である。

更新日2015/09/追加
世界で誰も作って無い、Yタイプの3エレは作って在るが、台風が発生しない11月以降23m高へ揚げる予定。いずれYタイプ3エレアンテナの全貌は別コーナーを設けて掲載する。過去に世界でYタイプのアンテナの多エレメントは誰も作って無いのでデーターが無い、何故だだろう、、、Yタイプ多エレメントアンテナは使い物に成らないアンテナと言うのか、、、なぜ、世界で誰も作って無いのであろうか。 ここで言うYタイプとは、120角度のY字型の事を指します。 なぜ、なぜ、このタイプの多エレメントは世界に無いのであろうか、疑問は残る。


更に、KR8BFアンテナ(Yタイプ)は、こんな事も出来る、と、私は思っている、八木宇田アンテナの給電部だけYタイプにしても、ビームアンテナとして、なんら問題が無い、と思う。 給電方法として、八木アンテナの、直線エレメットと曲線部のY部分を2エレメット給電する方法もKR8BFアンテナの特徴である。 通常の八木アンテナより変形だが、性能になんら問題無い、と、私は思っている。 八木アンテナをよくよく見ると、どうも、それぞれのエレメントの干渉を利用してビームを産んで居る事が理解できる、、、つまり、それぞれのエレメントが干渉し合ってそれを有利にしたのが八木アンテナである。 よって、これ等の論理からして、給電部をYタイプにしても、なんら、問題は無いはずだ、不確実だが、、、但し、この理論は私独自の理論であるからして、あしからず。 八木アンテナは、単に、エレメット間の干渉を利用したアンテナである。 これ等は専門家の説ではありません、単に、私の思い付きです、、、あしからず。 が、しかし、それ等に関して、専門家の論文で私の説と同じ文章は無いはずだ、KR8BFアンテナ理論の事。 但し、八木アンテナにYタイプエレメントを使う件に関して専門家の反論はあると思う。 八木宇田アンテナ2エレメント給電方式はスイスHV9CV氏のアイディアである。KR8BFに関してアンテナ関連専門家の意見が欲しい。
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 私本人は、磁力を取り除く必要は無いと思うが、、、神経質なお方の為に記す。磁石の磁力を取り除く方法は2つある。

1) 磁石を均等に焼く、800〜1200℃程度。焼きむらがあると割れる、案外難しい。磁力は100%取り除ける。
2) 磁場を作り、磁石を、その磁場から瞬間移動する、この場合、100%取り除く事は出来なかった、90%〜99%程度可能(昔仕事関係ででやった事がある)。
  昔、日本の硬貨は鉄が在った、今はたぶん無いはずだ、これは磁力の関係だ、駅や駐車場等々に於いて、硬貨に鉄が在るとコイン選別が出来ないのである、昔仕事関係で困った問題であった、硬貨の鉄は、昔、KR8AJ氏が技術責任者の頃の話、、、KR8AJ氏,,,KR8AW氏,,KR8BF(私)は、同じ会社で働いた経緯がある約50年前の話。

フェライト磁石を手に入れる方法。
1) 100円ショップで磁力の在る部品入れ用皿を買い、その裏の磁石を利用する。フェライト磁石6cm程度と4cm程度がある。これが手軽。
2) 廃品のスピーカーから磁石だけを取る、これは、ちょっと、技が居る。が、スピーカーを焼く方法もある。約50%は割れる。

★★★ ここで、問題提起、【笑】、、、みなさん、、、フェライトコア磁石の磁力を抜いた、2個のフェライトコア(磁力が無い)間は、くっつくと思いますか、又は、クッツカない、と思いますか。 更に、フェライトコア磁石の磁力を抜いた、ものと、フェライトコア磁石はクッツクと思いますか。これが、理解出来るあなたは天才です。 フェライトコアに磁力を持たせたものは安く、磁力を持たせる前のフェライトコアは、なぜ、値が高いか、考えてみよう。 これ等の事がご理解出来るのであれば、フェライトコア磁石がバラン等、ノイズキャンセラー等々が作れる事は理解出来ると思います。 
■ フェライトコアの磁力に何かを期待する、結果が良きにしろ悪しきにしろ、フェライトコアの磁力にはなにかが在るはずだ。

↓二本平行線を割いて使用、複線で銅線径1.2mmを使用、送信出力1.2KWくらいまで使用可能と思う。7mhzの場合、巻き数は約10回ほどが適当。線3本を軽くネジって使う。下記のものからは、接続方法の変更で、1(50Ω)対1(50Ω)や4対9(50Ω対110Ω)が可能です。バランがこんなに簡単に、出来るとは思わなかった。無銭家(無線家)魂目を覚ます。



↓二本平行線を割いて使用、複線で銅線径1.2mmを使用、送信出力1.2KWくらいまで使用可能と思う。7mhzから21mhzは8〜12回程度が適当。線3本を軽くネジって使う。下記のものは、4対9のもので、50Ω対110Ω用(キュビカルクワッド用)


 100円ショップで売られている、マグネット付き皿と何処にでも転がっている線(複線、銅線径1.2mm、更に線形が細いものもある) 鉄クズ屋の銅線を集めている所へ行けば、キロなんぼで安く売っている、皮を剥く前か、焼く前か、のもの、クズ屋にはいろいろな銅線が在る。クズ屋に自分でペンチを持って行き、適当な長さを切れば良い。キロなんぼて売ってもらえます。

↓キュビカルクワッド14mhzに使用したもの。コーナに入れる、コーナー側給電方式。
碍子の替わりにエンビパイプ25mm使用。このバランは硬化剤で固めてない、素のままである。クワッドを2個(2エレ)同時給電すれば、バランは必要無いと思う、
この場合給電点は40Ω〜60Ωに成るはずだ論理的に考えて、だが、私個人は行なった事は無い(ループ2エレタイプ)。


↓7mhzの15m2×5m2(長方形)のループアンテナのコーナー給電方式。 このバランはグラスファイバー用の接着剤で固めてある。 このバランは単線1.6mmを8回巻いたもの使用。 なぜか、21mhzではなく、、不思議だが18mhzにもマッチしている、18mhzでも交信出来た。10m2×10m2(正四角形)のキュビカクワッドの場合は、たぶん18mhzにはマッチしないと思う。 もしかして長方形、17m2×3.5m2、であれば21mhzにマッチするかも、たぶん、マッチする、と思う。バランは不思議な物である。

↓下記が1対1バランの接続方法(8回〜12回程度巻く)


↓下記が4対9バラン、クワッド(ループ)用バランの接続方法(8回〜12回程度)巻く。



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